風のようにしなやかに、
そして軽やかに、縁をつなぐ
大泉工場は1917年に電動装置の機械工場として創業、その後鋳物鋳造、機械工場として発展してきました。2008年に製造業を終了し、同年より現4代目社長の大泉寛太郎氏の元、地球環境に優しく、そして100年後の子供たちの未来が豊かであることを目指し、創業の地である埼玉県川口市領家にて、オーガニック・ポップコーンや発酵飲料コンブチャの製造をスタート、また地元の職人たちが参加する「(ARTISAN) FARMERS MARKET KAWAGUCHI」の開催や、プラントベースフードを提供する「1110 CAFE / BAKERY」、東京都港区西麻布にて「URBAN GROCERY 大泉工場 NISHIAZABU」など、さまざまな事業を展開しています。
21世紀に入り、世界は大きい変化の時代に入りました。社会のデジタル化が進むと共に、世界中の人々と瞬時にコミュニケーションがとれるようになる一方で、地球温暖化による環境破壊や災害が発生するなど、人々の生活に大きな影響を与えています。
そのような環境の中で、人はどのようにして次の世代にバトンを繋げられるのか。
今こそ知の力と柔軟な発想で新たなイノベーションを生み出し、困難な状況を乗り越えていかなければなりません。
鋳物、機械工場として力強く日本の高度経済成長を支えてきたロゴマークから、そのDNAは残しつつ、時代の変化と共に風のようにしなやかに、軽やかに国境を越えて人と人、人と自然をつなぐ存在になることを願い、新ロゴをデザインしました。
クリエイティブ・ディレクター
川村明子